キャビテーションシェイプについて2

投稿日 2011/02/11/10:35

院長です。

前回引っ張った「なぜウチのクリニックには横波の共振を原理とする痩身器ではなく、キャビテーションシェイプが採用されているのか」について書こうと思います。
まず最初にこれはあくまでも私見であり、ウルトラアクセントなどの横波超音波痩身器を貶めるものではありません。
なのでメーカーさんやウルトラアクセントをご採用のクリニックの先生・・・怒らないで下さいね(先に謝っておきます・・・ゴメンなさい。特に○○先生・・・)。

私たち外科医は職人の側面がありますが、医学者なわけですから基本的に科学者です。
自分が「ン???」と思うような部分があるものは、いくらメーカーの営業さんが「いやぁ この機械はいいですよ〜効果バッチリ!儲かりまっせ!!なんならちょっと値引きしましょか?」なんていってきても採用するわけにはいきません(この手の機械のメーカーさんがこういった営業をしていると言っているわけではありません、誤解のないよう・・・)。

この手の超音波痩身機器は脂肪細胞のみを破壊するというのがキモです。
キャビテーションは流体(液体)の中の圧力差によって発生する現象ですので、他の細胞より圧倒的に流体の量が多い(油滴を含む)脂肪細胞にこのキャビテーションが発生しやすい事になります。
この事により他の組織を傷つけずに脂肪細胞のみをターゲットにできます。
一方共振タイプの機械ですが、これは脂肪細胞膜のみに共振を起こし脂肪細胞膜を破壊する・・・と説明されています。
共振でポイントとなる固有振動数はそのものの寸法によって決まります。
ここで「ん???」となるのが「脂肪細胞ってサイズ一定だっけ????」という疑問です。
ワイングラスの淵を指でなぞると音が出ますが、この音が固有振動数の音です。
なのでワイングラスを共振で割る実験ではこの音と厳密に同じ振動数の音をあてることになります。
この時大切なのは音のエネルギーではなく(どうせ共振で増幅されるので)、その振動数です。
少しでもずれると打ち消しあう部分が発生するので共振はおこりません。
ただこの振動数に関してですが、同じ素材のワイングラスでも大きさが違えば指でなぞった時の音(固有振動数)は当然変化します。
共振を使った機械に脂肪細胞の大きさを一つ一つ検出・解析して振動数を変化させるウルトラびっくりメカが搭載されていれば別ですが・・・・・

これが当院がキャビテーションシェイプを採用した理由(あくまで私見です)です。
長くなりすぎました・・いいかげん読みあきたでしょうから今日はここまでで。
 
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